血糖値を下げるワインの飲み方
ワインに含まれている、ポリフェノールという物質には、身体に良い役割があったり、運動能力の老化を遅らせる、などといった効果があることで知られるようになり、日本でブームになりました。
ポリフェノールには7000以上の種類があると言われています。
赤ワインには、アントシアニン、タンニン、カテキン、レスベラトロールといった、とても多くのポリフェノールが含有されています。
タンニンは悪玉コレステロールを減らす効果があります。また、レスベラトロールは、抗酸化作用があるため、美容に良いと言われている物質です。
ワインが血糖値をアントシアニンは、肝臓の機能や、視力の低下の予防になるとも言われている物質です。
そして、血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。
ほとんどの赤ワインはボトル1本ほど飲んでも、血糖値がほとんど変わらないと言われています。
赤ワインを醸造する際に、ブドウの皮の色のもとである、アントシアニンと、種に含まれている、味の渋さとなるタンニンが含まれているからです。
白では、アントシアニンとタンニンはほとんど含まれていませんので、白の甘口は、糖質が多くなるため、避けた方が良いでしょう。
イスラエルで行われた最新の研究によると、食事前に赤ワインを飲んだグループの方が、水だけ飲んだグループより、血糖値が良かったという結果が出ています。
ただ、商品によって含まれている糖質の値がかなり変わることもあるので、糖の含有率を測定できる試験紙というのが販売されていますので、含まれている血糖値がどのくらいか気になるという場合は、あらかじめ、試験紙でチェックをしてから、飲んだ方が良いでしょう。
また、赤ワインにポリフェノールが多く含まれているからと言っても、やはりアルコールですから、あまりにも大量に飲んだり、医師に止められていたり、アルコールを飲めない体質の方などは、控えた方が無難です。
ノンアルコールのワインを飲むこともおすすめです。