格付け

ワインの格付けとは

格付けとは、品質を維持、管理するための指標として、その国における、ワインの法律に基づいて、グレードなどを細かく定めたものです。
ドイツにはドイツの、スペインにはスペインの法律に基づいて、ワインの格付けがされているのです。最大の生産国であるフランスでは、フランスの法律に基づいた格付けと、地域ごとに決められた格付けなど、たくさんの格付けが存在しています。
地区ごとに分かれた格付けまで、ぜんぶ覚えようとしても、混乱してしまうだけかもしれませんので、最初は、国に基づいた格付け方法を覚えていきましょう。

フランスでのワインの格付けは、原料であるブドウの栽培方法や、ワインの造り方など、フランスでの長い歴史に基づいて、細かく分けられているのです。
フランスの法律は、1930年代に、ヨーロッパで3年続けて起こった悪天候などによって、ワインに関わる産業が大きな影響を受けてしまいました。
また、その頃すでに、有名の産地として、世界中に知られていた、ボルドーやブルゴーニュなどといった場所を騙った商品、現在でいう、産地偽装の商品も出回るようになり、偽物による影響も甚大なものとなっていました。
偽物への対抗をするため、産地の商品の品質を守るため、といった目的のために、ワイン法が作られました。これが、原産地統制名称、A.O.Cと呼ばれるものです。

そして、EUになった2009年に、A.O.Cが、現在のA.O.Pに変わりました。これは、EUの法律に基づいたもので、3つの種類にカテゴライズされるようになりました。
A.O.P、「Appellation d'origine protegee」は、ある場所で生産された上級の商品、次のI.G.Pは、生産地域が分かっているワイン、最後がVin de tableで、生産地域が特に表記されていないワインということになります。
ラベルに「Appellation d'origine protegee」と書かれていれば、上級なワインということになります。